金田小学校 防災子ども塾


金田学区まちづくり協議会では、各避難所ごとの防災訓練を実施されるなど、防災に積極的に取り組まれています。市社協では、これまで金田学区防災対策推進チームのみなさんとともに要援護者の方と一緒に避難できるよう、訓練や研修に取り組んできました。



平成30年11月15日(木)には、金田学区防災対策推進チームの14名のみなさまの協力のもと、金田小学校5年生を対象に防災子ども塾が開催されました。

この事業は近江八幡市が金田学区まちづくり協議会に委託事業で実施されました。

はじめに校長先生から、「ここ金田小学校の体育館も避難所になっています。避難所設営を実際に災害があったことを想定して取り組みましょう」と挨拶がありました。


まず、体育館で段ボールによる間仕切り作りをしました。まちづくり協議会水原さんの説明を受け、子どもたちは声を掛け合い、協力しながら組み立てをしました。
       
ダンボールによる避難所づくり

慣れない段ボールを折ったり畳んだりの作業に苦労しながら、それぞれのクラスで避難室を頑張って作り上げました。そして、実際に避難部屋に入り、災害に遭ったつもりでその時の気持ちについて想像を巡らせました。「いつもの当たり前に感謝する」という声も。

そのあとピロティ―で、かまどベンチで推進チームさんが作ってくださった豚汁を皆で味わいました。「おいしい!」と、おかわりをする子どもたちの行列ができました。

コミセン玄関前のかまどベンチで炊き出し
         学区ボランティアさんによる豚汁をいただきました

最後に推進チームの皆さんにお礼を伝え、終わりました。

もしも災害が起こったとき、そのときに動ける人が、お互いに助け合って避難所を作り上げていくことの大切さを学んだ一日でした。

金田学区防災対策推進チームのみなさま、ありがとうございました!