八幡高校看護コース高齢者疑似体験

 10月30日と11月2日の2日間に分け、八幡高等学校看護コース3年生計40名を対象に高齢者疑似体験教室を総合福祉センターひまわり館で行いました。

白内障や視野が狭くなることをゴーグルで、関節の曲がりにくさをサポーターで、筋力の低下を重りで体験するもので、用具を身に着けて、階段の上り下りや、自動販売機の利用、トイレなど、普段とどこが違うか、高齢者への関わり等について考える機会になりました。




「電話が掛けにくかった。」「階段の上り下りが体に負担がかかった」など、感じたことを記録しながら体験に取り組まれていました。

体験をした後で、高齢による身体の変化にともなって、外出が少なくなったり、人との付き合いが少なくなったりといった社会的な変化のある方もおられ、地域のおける居場所づくり出番づくり、見守り声掛け活動の大切さや地域における活動紹介をしました。

 また、終了後に、ひまわり館にある高齢者施設において、実勢に高齢者とふれあっていただきました。



自分にできることはどんな事か、今後の取り組みのヒントにしていただけたらなと思います。

 社会福祉協議会では、気づく、感じるから、考え行動していくことを大切に、企業や団体、地域における出前講座を実施しています。福祉に関して、一度考えてみたいなという時は、お気軽にご相談ください。


 【高齢者疑似体験は所要時間 約1時間30分 消耗費の実費負担が必要です。】



                近江八幡市社会福祉協議会 地域福祉課 
                                                地域福祉推進グループ 電話0748-31-2677