北里学区福祉講座のご紹介です

北里学区福祉講座「障がいのある人や家族への理解をふかめよう!」が開催されました


北里学区社会福祉協議会では、毎年福祉への理解を深めるための福祉講座が開催されています。
平成30年度は、障がいがある方はどんな生活をしていて、どんな困難さを抱えているのか、当事者の方と一緒に理解を深める内容で、2回シリーズの開催でした。

1回目の2月13日(水)は、『ダウン症の子どもの世界を知る』と題して、NPO法人手をつなぐ育成会のお二人を講師にお迎えしました。
 ダウン症の特性をご説明いただき、お二人の子どもさんの映像(ダンスの発表の様子)を視聴しながら、子育てする中での体験談やこれからの生活の不安など、親の想いを聞かせていただきました。



2回目の2月20日(水)は、社会福祉法人おうみ福祉会/おうみ作業所施設長野村真愛さんを講師にお迎えし、『地域と共に歩むグループホームを目指して』と題して、お話しいただきました。おうみ作業所の様子や北里学区に誕生したグループホーム「小田の里」を画像で紹介しながら、「小田町の自治会や住民の方のご理解のおかげで第1号のグループホームが実現できたことに感謝しています」と話されました。




福祉講座の参加者からは、
・子どもさんの姿や、お母さんの思い、願い等分かりやすく話してくださり、自分はどのようなことができるだろうかとあらためて考えることができました。
・障がいのある家族の状況を聞き、他人ごとではないと思う。今日では高齢者の見守りが進んでいるが、今後は地域でどれくらい支えられるかが課題だと思う。
・学区内にグループホームがあるが、作るのにすごく苦労されたのが分かりました。
・今までいろんな福祉施設のことを他人ごと、特別な人たちの場所という見方をしてきたように思います。少し身近に感じ興味も持て、接してみたいなと思いました。

など、本当にたくさんの感想が寄せられました。
北里学区社会福祉協議会内池会長は、今回のような障がいのある当事者の話をたくさんの人に聞いてもらえるよう、取り組みを進めていきたいと話されました。


近江八幡市社会福祉協議会では、これからも、障がいのある人もない人も共に住みやすい福祉のまちづくりに向け、地域の皆さまとともに学びや体験を深めていきたいと思います。