傾聴ボランティアグループどうしで交流をしました

令和3年1月6日、傾聴ボランティアうさぎのみみと大津市傾聴ボランティアダンボの会でオンライン交流会を行いました。

うさぎのみみは12名(うち1名は自宅からオンラインでの参加)、ダンボの会は役員さん3名での交流でした。うさぎのみみから会員さん1名自宅からオンラインでご参加いただきました。 交流のメインは、コロナ禍での活動状況の共有です。

うさぎのみみでは4月以降みんなで集まり何度も傾聴活動をどうしていくかを話し合ってきました。自分たちの思いだけでは進めないので、傾聴先に「お元気ですか?」と電話連絡し、傾聴方法の確認をしました。短時間でも傾聴訪問を希望される方や電話での簡単な会話を希望される方、往復はがきでのやりとりなど、傾聴先のご希望に沿って臨機応変に対応してきました。

一方ダンボの会さんも、施設や個人の依頼の傾聴先に聞き取り調査をし、施設やケアマネージャーさんからの希望に沿って活動方法もいろいろ模索し、一度は電話での傾聴もトライしてみたそうですが、電話だと本来の傾聴はなかなか難しかったとのこと。

そこで、コロナ禍でも今できることをしようと決め、会員同士のモチベーションを保つためにスキルアップ講座を企画し、密にならないよう3会場に分かれて開催し、とても好評だったそうです。

コロナ禍でも7名から新規の傾聴依頼も入っていて、今は自分たちの充電期間としてこれからの傾聴活動に備えているとお話しされました。

お互いにオンラインの体験が初めてで、大きくはっきり話すことや、相手が話したらちゃんと聞こえていることを伝えるジェスチャーを取り入れるなど、オンラインで交流する際のスキルもこれからもっと身につけて行けたらと思いました。 パソコンや会場の設定も万全ではない中での交流でしたが、お互いに活動を振り返る良い機会になりました。

今年度はボランティアセンターとして大規模な交流会は実施できませんでしたが、オンラインを積極的に取り入れてボランティア活動者のみなさまどうしが元気になれる場づくりが出来るよう、これからも工夫していきたいと思います。                         

ボランティアセンター担当者より