地域福祉リーダー養成研修2021 第2回つながり未来塾を開催しました

地域福祉リーダー養成研修つながり未来塾は、誰もがともにくらせるまちづくりを一緒に学ぶ4回シリーズの講座です。

第2回目のテーマは「『ひきこもり』に寄り添う」。講師にさわらび福祉会金子理事長をお迎えし、ひまわり館、岡山コミセン、社協安土事務所の3カ所をオンラインでつないで開催しました。計63名の皆様にご参加いただきました。

今回、社会福祉協議会の事業を市民目線でレポートしていただく『ひまわりリポーター』川瀬さんが、講座の様子をリポートしてくださいました。川瀬さんありがとうございました。以下リポートをご紹介します。


令和3720日に第2回地域福祉リーダー養成研修つながり未来塾に参加いたしました。1回目に引き続き、市総合福祉センターひまわり館ホール・岡山コミュニティーセンター・近江八幡市社会福祉協議会安土事務所の3会場をオンラインでつないでの開催でした。





オンライン会場の映像や音声は多少見聞きしづらい所はありましたが、支障はありませんでした。

 講師の先生は、さわらび福祉会 理事長の金子秀明さんで「ひきこもり支援の現場から」グループホーム利用者さんとの経験を通してのお話でした。



 支援で関わった人たちから発せられた、何気ない“つぶやき”から感じ取ったこと、障がいのある人がぶつかるたくさんの「普通」という名の世間の壁など、金子さんからの熱のこもったお話に、会場全員が聞き入っていました。その後、3会場より質疑応答がたくさん出され、「相手の気持ちに沿った接し方をどう考えたらいいか?」などをはじめとする、どの質問にも丁寧にお答え下さいました。

金子さんありがとうございました。

 ひきこもりになられたきっかけは、様々にあると思います。ひきこもりの方がどこに住まわれているかもわかりません。何か相談に出向かれるなど、当事者の方からSOSを発信できれば別ですが、なかなか勇気がいることだと思いますし、他人に家の中に入ってきてほしくない気持ちもおありでしょう。

 そして、相談を受けた側も、負の感情を聞くというのは簡単なようで大変難しい。「横に黙ってすわって『うんうん』とうなずくだけでいい」と頭では理解していても、何かすぐいらぬことを言ってしまいそうです。でも、誰かに心の負担を聞いてもらってスッキリすることはありますので、何も力になれないわけではないと思います。

 身近な地域にも、昨年からコロナで見えないウイルスに恐怖し、人との関わりが少なくなりひきこもりがちになった方もいます。

 いろんな事でひきこもりにならないような世の中になりますよう。

″福祉は長いビジョンやり続ける″その通りだと感じました。

 

               ひまわりリポーター  川瀬 佳代