地域福祉リーダー養成研修2022 近江八幡つながり未来塾第1回を開催しました

 令和4年7月8日(金)地域福祉リーダー養成研修2022「近江八幡つながり未来塾」

 第1回『成年後見人って何?』~成年後見人の仕事内容を分かりやすくお伝えします~

のリポートです。


 市総合福祉センターひまわり館ホール・岡山コミュニティーセンター・

老蘇コミュニティーセンターの3会場、オンラインでの講演に参加してきました。

 講師は、公益社団法人滋賀県社会福祉士会 副会長、権利擁護担当理事の村田才司さんで、最初に成年後見人の仕事内容のお話から始まりました。



私にとって成年後見人と言う言葉は聞いた事はあってもどういう仕事なのかというのは知りませんでした。

成年後見人は、認知症、知的障がい、精神障がいなどの物事の判断能力が不十分な人に、本人の財産管理や身上保護を一体的に行う仕事をされるとのことで、なるほどと思いました。

成年後見人の役割としての「財産管理」と「身上保護」。

この言葉だけ聞くと大変難しく感じられますが要するに本人の預貯金の出し入れ、不動産の管理、行政等への手続き、本人に合った医療・介護・福祉サービスの利用契約や費用の支払い、サービスが適切に提供されているか確認するなど、ご本人が安心して暮らすために援助する仕事ということです。



なかなか大変ですね。こういった仕事は専門職に担っていただけたらありがたいです。というのは、財産が絡んでくるので、親族以外で一市民がかかわるのはむずかしいお仕事だと思うからです。

そして生前だけでなく死後の問題もあり、あらゆる関係者の協力が必要です。

参加された方は、どう感じられたかはわかりませんが、成年後見人の仕事の内容が分かった事はよかったです。



みなさんもこういう機会をたくさん持って、地域のみんなでつながり、助け合いができればいいですね。

 

                ひまわりリポーター  川瀬 佳代